平国祭(おいで祭り)見学  2014.3.23

 3月18日に羽咋市の気多大社を出発して、21日の夕方に七尾市の本宮神社に入り、23日気多大社に戻る行程を5泊6日かけて巡行する、能登路に春を告げる伝統行事です。

 羽咋市、羽咋郡、鹿島郡、七尾市の2市2郡約300kmを、神馬を先頭にして50名ほどが続きます。途中206カ所で祭典を執り行いながら進みます。

 大国主命が邪神や盗賊を退治し、能登を平定たという言い伝えに基づいて執り行われる神事です。
 「おいで」とは、神が民百姓の中においでになり一体となるということから来ていると言われてます。
 「寒さも気多のおいでまで」と言われるように、まさに能登地方に春を告げるお祭りです。

熊甲祭り見学  2014.9.20

 久麻加夫都阿良加志比古(くまかぶとあらかしひこ)神社(熊甲神社)のお祭りで、毎年9月20日に行われるので「二十日祭り」とも言われます。

 町内の19の末社から神輿がくりだし、猿田彦が先導で高さ20m程の深紅の大枠旗やお道具を従え、「イヤサカサー」の掛け声、鉦・太鼓の音で賑やかに本社に参入します。全ての神輿が参入すると奉幣式に移り、若衆が鉦・太鼓を打ち鳴らしそれに合わせて猿田彦が境内を乱舞します。

青柏祭見学  2017.5.4

 青柏祭(せいはくさい)は、石川県七尾市の大地主神社で毎年5月3日から5日まで開催される例大祭である。石崎奉燈祭、七尾祇園祭、七尾港まつりとともに七尾四大祭のひとつである。

 1983年(昭和58年)1月11日に、「青柏祭の曳山行事(せいはくさいのひきやまぎょうじ)」という名称で国の重要無形民俗文化財に指定された。また、2016年(平成28年)10月には、18府県33件の「山・鉾・屋台行事」の中の1件として、ユネスコの無形文化遺産に登録勧告され、同年12月1日に登録された。

 青柏祭の由来は、神饌を青柏の葉に盛って供える事からと言われている。「府中町」・「鍛冶町」・「魚町」三町の山町(やまちょう)から、それぞれ「でか山」といわれ上段に歌舞伎の名場面をしつらえた山車(曳山)が3台奉納される。でか山の名前の由来は、山車が大きく、大きいことをこの地方では『でかい(でっかい)』というためである。祭礼中は巨大なでか山が狭い道を立ち並ぶ家の軒や電信柱ギリギリを掠めながら曳かれ、辻回しでは若衆達が古来から伝わる方法を用い見事に回る。また一般観光客が直線部ならびに辻回しの際に綱を曳いて参加できる。(ウィキペディアより)